「クレイジーなことをやろう」警官に生卵投げた少年ら逮捕(産経新聞)

 警察官に向けて生卵を投げたとして、警視庁少年事件課は公務執行妨害の疑いで、東京都大田区の飲食店店員の少年(16)と中学3年の少女(14)ら3人を逮捕。14歳の少女2人=別の暴行事件などで逮捕=を追送検した。同課によると、少年らは「慌てて追いかけてくる姿が見たかった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は5人でバイク3台に分乗し、昨年11月26日午後4時半ごろ、池上署久が原交番で、ヘルメット無装着を注意しようと停止を求めた男性巡査部長(48)に向けて生卵3個を投げた後、1キロほど離れた同千鳥交番に移動。同じく停止を求めた男性巡査(24)を狙って生卵2個を投げたとしている。

 同課によると、5人は「クレイジーなことをやろう」と計画、少年2人らが盗んだバイクを運転し、少女3人が生卵を投げたが、いずれも警察官には当たらなかったという。

 少年らは生卵を10個購入しており、残り5個については公園で練習用に使ったり、「パトカーに投げた」と説明しているという。5人は暴走族仲間で、少女3人はレディース「くのいち」のメンバーだった。

【関連記事】
振り込め団「キング」の残党を逮捕 詐欺未遂の疑い
パト追跡バイク転倒、後部座席の少女重傷 高2酒気帯び逮捕
交番の巡査長、落とし物の財布から1500円横領 落とし主は6歳児
堀越高の球児ら“ファインプレー” 事後強盗未遂男を取り押さえ
ブログで自慢… 改造拳銃所持で福岡県警警部補を逮捕
児童虐待防止法施行から今年で10年。なぜ、わが子を傷つけるのか…

<日本版GPS>衛星1号機「みちびき」公開 今夏打ち上げ(毎日新聞)
偽2000円札5枚両替、73歳無職男を送検(読売新聞)
不明夫の車、福井で発見 京都・伏見の母子殺害(産経新聞)
諫早湾干拓 堤防開門へ…農相、近く表明(毎日新聞)
首相「小沢幹事長はこのまま頑張って」(読売新聞)

皇太子さま、奈良入り=復元大極殿を視察(時事通信)

 皇太子さまは22日午後、第1次大極殿完成記念式典出席などのため、奈良市入りされた。23日、平城京跡で行われる式典に出席する。
 皇太子さまはこの日、平城遷都1300年を記念して復元された大極殿を視察。続いて奈良国立博物館を見学後、春日大社に参拝した。 

普天間問題 徳之島で1万5千人が移設反対集会(産経新聞)
都心で41年ぶり遅い雪 上越新幹線運休、交通乱れ(産経新聞)
温暖化基本法案が審議入り=温室ガス20年までに25%削減−衆院(時事通信)
「成長戦略」追加、民主が参院選公約の骨格案(読売新聞)
両陛下、多摩森林科学園へ(時事通信)

将棋 三浦の策に羽生長考 名人戦第2局(毎日新聞)

 羽生善治名人(39)に三浦弘行八段(36)が挑む第68期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第2局は20日、岩手県遠野市のあえりあ遠野で始まり、午後6時32分に羽生が47手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各9時間のうち、消費は羽生5時間25分、三浦2時間39分。21日午前9時、再開する。

 岩手県での名人戦は初めて。羽生が制した第1局に続き、戦型は横歩取り8五飛となった。羽生が4八銀(23手目)と指し、この戦型の中でも激しい定跡へ進む。昼食休憩の前後に、早くも双方の飛車が駒台に載った。

 三浦の2三同金(40手目)が、事前に研究していたとみられる一手。その後、互いに相手陣へ飛車を打ち込み、息の抜けない局面で指し掛けとなった。

 「三浦八段が自らの研究範囲に羽生名人を引きずり込んだ、というところでしょう」と解説の先崎学八段。羽生が長考を重ね、消費時間に大きな差がついた。【山村英樹】

【関連ニュース】
将棋:羽生3連覇か、三浦初奪取か…8日から名人戦第1局
学生将棋選手権:早稲田大Aが優勝…団体戦
将棋:名人戦第2局始まる 横歩取りの中でも激しい攻防
将棋:羽生リード広げるか、三浦反撃なるか…名人戦第2局
将棋:羽生、押し切り先勝 名人戦第1局

<赤松農相>野菜出荷前倒し、生産者に要請へ(毎日新聞)
<キヤノン工事脱税>大光前社長の腹心 被告に実刑判決(毎日新聞)
国内1位東大は変わらず=研究機関ランキング−米企業(時事通信)
ベテランバス運転手も間違う「要注意交差点」(読売新聞)
ライター事故、5年で130件=火遊び以外にも被害多発−NITE(時事通信)

虐待の連鎖断ち切れ 社会の無関心さに警鐘(産経新聞)

【なぜわが子を傷つけるのか】(5)

 虐待され続ける子供と、虐待を繰り返す親。どうしたら、この現状を止められるのだろうか。

 30年にわたり援助の第一線で働き続け、昨年3月、闘病の末にこの世を去った医師がいた。東京都江東区の小児科医で、社会福祉法人「子どもの虐待防止センター」前理事長の坂井聖二さん(享年59)。

 「虐待を受けた子供は今も地域で暮らしている。つらくても声を出せないでいる。私たちがあきらめることは、私たちがその子をネグレクト(育児放棄)することだ」。江東区の保健師、太田富士子さん(49)は、今も坂井さんのこの言葉を胸に、自転車で家庭訪問を続けている。

 坂井さんは開業医の家に生まれた。医師になって2年目の昭和54年、虐待で左目を失った2歳の女児の主治医となったことから問題に取り組んだ。欧米の最新知識をわが国へ紹介する一方、「子供は地域で生きたいのだから、地域のネットワークで支えよう」と保健師をはじめ児童相談所、学校、保育所などの関係者と集まり、個々の家族をどう支援していくか考える「ケース会議」を重ねた。

 太田さんは「坂井先生がかかわり、地域で10年以上1つの家族を支え続ける会議もある。子供や家族を地域で粘り強く支援することがいかに重要なことかを学んだ。拒絶する親でも、必ず介入のチャンスがあることを知った」という。

 ■援助必要な家族

 坂井さんは亡くなる6年前、重い眼病にかかり視力をほぼ失った。やがて肺炎を発症し、キャリーバッグに酸素ボンベを入れケース会議に現れたこともあった。援助に携わる人々へ坂井さんが残したのは次の言葉だった。

 《虐待という問題の存在を否認し、援助を拒否し、援助者を遠ざけ、援助者に攻撃的にさえなる家族こそ、真に援助を必要としている家族である》

 しつけと主張し虐待を認めない親。児童相談所の職員が訪ねてもドアを開けない親。悪態をつき「自分たちでやっていけるから」と周囲の支援を拒む親…。

 虐待がエスカレートした家庭への対応は難しい。そうした家庭に根気強く「介入」していくことが、問題の根本を解決する方法であることが、専門家らの話から分かってきた。

 ただ、事態はもっと切迫している。今この瞬間にも虐げられている子供がいて、命を落とす危険にさらされている。「根気強く」では間に合わない。

 ■親の言葉疑う時

 東京都江戸川区で今年1月、親から虐待を受け死亡した岡本海渡(かいと)君=当時(7)。虐待に気づいた小学校側は両親と話し合い、父親は「もうしない」と約束した。小学校側はこれをうのみにした。ハイリスク家庭に「介入」できても、親がうそをつけば、意味がないことを浮き彫りにした。

 坂井さんとともに虐待防止に取り組んできた神奈川県伊勢原市の医師、山田不二子さん(49)は「子供は自ら症状を訴えられないため、治療は親の言葉を信じることから始まる。一方、虐待は親の言葉を疑うという相反する対応が求められる」と話す。

 海渡君の事件で、小学校はそれ以上、何もできなかった。区の虐待相談窓口である「子ども家庭支援センター」も安全確認を小学校の情報提供だけで済ませていた。海渡君のSOSは二重三重にブロックされた。

 社会の無関心さが虐待死を増大させている側面さえ、あるように映る。

 事件対応を検証した上で、センター側は新たな対応策を示した。「虐待が疑われる場合はセンター職員が児童の状況を確実に目視する。いざというときは躊躇(ちゅうちょ)することなく警察や児童相談所と協力し迅速な対応を取る」。遅きに失した感はぬぐえないが、こうした態勢を各地で早く整えるほかないのだろう。時と場合によっては、親の言い分を聞かずに通報する選択肢さえあるのではないか。事態はそこまで深刻だ。(終わり)

【関連記事】
なぜわが子を傷つけるのか? 止まらぬ虐待、愛されなかった過去…
夫がオーブンに入れてスイッチ…笑って見つめる妻 2歳長男虐待死公判
内縁関係3カ月…怖くなり逃走 男児虐待死の23歳男
性的虐待問題で法王の逮捕を要求 英作家ら
「かっとなって」3歳の娘を母親が虐待、意識不明に

山崎さん、宇宙基地到着=ドッキング成功、野口さんと対面へ(時事通信)
<1歳男児死亡>虐待の疑いで女性から事情聴取 大阪・堺(毎日新聞)
25日に拉致救出集会 拉致議連が確認(産経新聞)
首相動静(4月11日)(時事通信)
<福岡・能古島の遺体>海上の袋に両腕 被害者の諸賀さんか(毎日新聞)

食塩の過剰摂取防げ 1日の目標量引き下げ 男性9グラム 女性7.5グラム未満(産経新聞)

 今月改定された「日本人の食事摂取基準」でナトリウム(食塩相当量)の1日摂取目標量が男性9グラム未満、女性7・5グラム未満と、より厳しく引き下げられた。食塩の過剰摂取で高血圧となり脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を引き起こすことは多くの人が認識している。しかし、しょうゆやみそなど食塩を含む調味料は日本の食文化と密接にかかわっていることもあり、今以上の減塩をどう実現するのか悩ましい問題となっている。(平沢裕子)

 ≪日本の食考慮し改定≫

 食事摂取基準(平成11年までは栄養所要量)で食塩摂取量が「1日10グラム未満」とされたのは昭和54年。女性については男女別の表記を始めた平成17年に男性との摂取量の違いを考慮して「8グラム未満」としたが、男性の数値は30年以上変わらなかった。基準策定にかかわった新潟大学医歯学総合研究科の中村和利准教授(地域予防医学)は「健康の維持・増進のために食塩摂取量はできるだけ少ない方がよい。現在までにこれまでの目標量はほぼ達成しており、新たな目標量を設定した」と説明する。

 食塩の過剰摂取は血圧の上昇や胃がんのリスクを上昇させるほか、高血圧の有無と関係なく脳卒中の罹患(りかん)率・死亡率を上げることが分かっている。WHO(世界保健機関)や日本高血圧学会では高血圧の予防と治療のために6グラム未満にするよう勧めている。

 高血圧予防のために「6グラムにするべき」との声もあるが、中村准教授は「6グラムは今の日本の食事からはかけ離れている。食塩の目標量を大きく減らすことで逆に脂肪の摂取が増えることも予想され、今回は男性1グラム、女性0・5グラムの引き下げにとどめた」と話す。

 ≪究極は1日3グラム≫

 厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、20年の食塩摂取量の平均値は男性11・9グラム、女性10・1グラム。13年に男性12・9グラム、女性11・5グラムだったことを考えれば減塩が進んでいる一方、男性の62%、女性の67%が目標量を超えて摂取していた。

 国立病院機構九州医療センター高血圧内科の土橋卓也医長は「カロリーは気にしても塩分を気にする人はそれほど多くない。また、塩分は味を左右するもの。『将来の脳卒中予防のために今はまずいもので我慢しろ』と言われても実行する人は少ないのでは」と、減塩の難しさを指摘する。

 食品中のナトリウムは豆腐やパンなどにも含まれ、日本人の一般的な食事ではしょうゆやみそなどを使わなくても1日3グラムは摂取しているという。ヘルシーと注目される日本食だが、『毎日の食事のカロリーガイドブック』などによると、握りずし(8個)3・7グラム、とんかつ5グラム、みそ汁1杯2・2グラムと多くの塩分が含まれ、日本人の食塩過剰摂取の一因にもなっている。

 日本高血圧協会の荒川規矩男理事長は「50年前までは日本の各地で今の2倍くらいの食塩を取っていた。この経験を伸ばしていきさえすれば、食塩を現在の半分に減らすことも可能なはず」と指摘。そのうえで、「少しずつ段階的に減らしていけば薄味に舌が慣れ、少ない塩分でもおいしく食べられるようになる。日本人に多い脳卒中を減らすためにも、とりあえず1日6グラム、究極的には3グラムを目指すべき。高血圧の予防と治療には、食事だけでなく運動も有用だ」と話している。

                   ◇

 ■だしや酢でおいしさ工夫を

 食事摂取基準は、生活習慣病予防のために保健センターなどで実施される栄養指導の基礎となる数値だ。改定について、日本栄養士会常任理事の井上浩一さんは「以前より減塩が進んできており、これまでの指導が大きく変わるものではない」とする一方で、「女性の7・5グラムは病院食と変わらない数値。おいしく食べるためには工夫しないと厳しいかも」と言う。

 減塩の工夫として井上さんは、シイタケ、昆布、かつおなどでだしを効かせる▽レモンや酢の活用▽しょうゆはかけないでつける−などを勧めている。

【関連記事】
【今、何が問題なのか】ジャンクフードが消える日
醤油の正しい保存法、7割が「分からない」
女性の更年期の悩み 増える内臓脂肪 メタボに注意
メタボ改善に新甘味料 香川の会社、希少糖使い
がん検診、ニーズ高いが7割が「受けたことない」
「けむりの行方は? 受動喫煙論争」

JR不採用の解決案、原告団側に提示(読売新聞)
首相、寄付税制のマニフェスト盛り込みに前向き(産経新聞)
余部鉄橋に代わる新橋梁、8月に供用開始(産経新聞)
漂着ポリ容器の半数にハングル文字 3月末で2万2千個確認(産経新聞)
「サミット以上に厳しい警備」=APEC対策委で副総監−警視庁(時事通信)

元運輸部長2人、再び不起訴=JR西福知山線事故−神戸地検(時事通信)

 福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷容疑で書類送検され、神戸第1検察審査会が神戸地検の不起訴処分を不当と議決したJR西日本の元運輸部長2人について、同地検は2日、再び嫌疑不十分で不起訴処分とした。
 同地検によると、元運輸部長2人は運転士に対する事故現場のカーブの危険性や制限速度順守の指導教育を怠ったとは認められないとした。 

【関連ニュース】
〔用語解説〕「福知山線脱線事故」
強制起訴、来月25日以前目指す=JR歴代3社長について指定弁護士
JR西、第三者機関で監視を=賠償交渉で遺族要求
歴代3社長を強制起訴へ=検察審査会が議決-JR福知山線脱線事故・神戸
元専務、遺族集会で謝罪=JR福知山線事故

ジョンソン&ジョンソンに立ち入り=価格維持のため、広告規制−公取委(時事通信)
自民から参院選出馬カリスマ作家  「2ちゃんねる」に殺害予告(J-CASTニュース)
首相動静(3月29日)(時事通信)
<訃報>大野新さん82歳=詩人、「家」でH氏賞(毎日新聞)
<完熟マンゴー>「太陽のタマゴ」2個で20万円 宮崎市場(毎日新聞)

強制起訴に「2つの壁」 JR福知山線脱線事故で検審議決(産経新聞)

 乗客106人もの生命が失われた未曾有(みぞう)の事故をめぐり、JR西日本のかつての経営トップの刑事責任が問われることが確実になった。だが、検察官に代わり強制起訴にあたる指定弁護士は今後、「証拠」と「時効」という2つの壁に直面することになる。

 起訴議決で、神戸第1検察審査会は「最高責任者として安全対策を指示すべき立場だった」ことを、井手正敬氏(74)ら歴代3社長の注意義務違反の根拠とした。審査を申し立てた遺族と同様、「トップが責任を負うのは当然」という市民感覚を反映させた判断といえよう。

 今後、指定弁護士は、「起訴」に向け、検察官役を務めていかなければならないが、神戸地検が4年を超える捜査の末にたどりついた「刑事責任を問えない」との結論を覆す作業は容易ではない。

 地検幹部は「3人を起訴するに足る証拠は一切ない」とまで断言している。起訴だけでなくその後の公判維持も見据えれば、膨大な量の捜査記録を精査したうえで、必要な証拠を得るために補充捜査を行わなければなるまい。

 しかも、最後の犠牲者が亡くなった日から5年がたつ4月30日には、業務上過失致死傷罪の公訴時効を迎える。残された期間は1カ月しかない。

 証拠に基づくプロの法解釈と市民感覚との間に、限られた時間でいかにして着地点を見いだすか。“民意による起訴”を体現していく指定弁護士に課せられる責任と負担は、極めて大きいといえるだろう。(神戸総局 塩塚夢)

【関連記事】
JR西歴代3社長、強制起訴へ 神戸第1検審が起訴議決
あの4・24忘れぬ、追悼ウォーク 福知山線脱線5年で負傷者の会
JR西の元専務が遺族らに謝罪 4・25ネットワークの例会で
JR脱線で重傷の近大生 「人の役に」新たな一歩
指導者「親子鷹」の挑戦 センバツ出場の神戸・神港学園
あれから、15年 地下鉄サリン事件

<高松塚古墳>保存まずく壁画劣化 文化庁検討会が報告(毎日新聞)
普天間移設「われわれは楽観的」 米軍高官、現行案履行に言及(産経新聞)
水俣病 未認定患者団体「不知火会」が和解案受け入れ(毎日新聞)
前田日明氏の出馬取りやめに(産経新聞)
<掘り出しニュース>小倉BQ食KING、焼き麺B級グルメ一堂に 岡山県が日本一に (毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。